2017年9月3日日曜日

太平洋から日本海へ、特別編



登山から始まった、この旅ですが、
一応ですね、過去の経緯を、振り返っておきたいと思います。

時は2010年、
暇を持て余した僕こと33歳の僕は、
学生時代の卒業旅行に、太平洋から日本海まで歩こうという旅を友人たちに提案して、
速攻で却下された、この企画を復活させて、
この何もない日常をやり過ごそうと、決めたのでした。

当時、僕は人はどこまで落ちる事ができるのか、落ちるところまで落ちたら、何か生まれるのか、
の実験をしていた時期だったと、思います。
要するに生産的な事は何もしない日常を送る、という事なのですが、
若い頃、誰もがそうであるように何者かになりたかった僕は、
何も得る事のできない自分に半ば失望し、本当は何がしたいのか、解らなくなっていたのです。
その実験の結果は、劇的に何か変わった訳ではないけれど、
解った事や、踏み出した事もあったのですが、それはまた別の話になるので、ここでは省きます。


この旅の概要は、
徒歩で、太平洋岸から、日本海側まで行こうというものです。
スタートは、僕の出身地である、神奈川県からにしたかったので、
湘南海岸のどこかから、一番近い日本海まで直線を引いてみて、
その直線に一番近い道を歩く、というルールにしました。
すると、スタートは平塚辺り、ゴールは上越辺り、というのが、最短だったので、
2010年4月4日、平塚の駅に降り立ち、少し歩いた海岸から、
この旅をスタートさせたのでした。


なお、当時は写真はたまに記録程度のつもりで撮るだけだったので、
たいした写真もないですし、思った以上に枚数もありませんでした。
まあ、そんなに詳しく書くつもりもなかったので、いいのですが。





ここが、スタート地点です。






まずは、伊勢原辺りに向かいます。

ちなみに、当時まだスマホはありません。
ないというか、自分は持っていませんでした。持っているのはまだ一部の人で、
あまり一般的ではなかったと思います。
この時はおおざっぱな地図が基準で、ある程度大きな道を歩く事にしていましたが、
引いた直線に近い道、というルールを正確にやる事も今なら可能ですが、
それをやってるときりがないので、今後どうするかは、また様子を見て考えるとしましょう。






伊勢原から厚木の間だと思います。
これは、2日目。









いきなり飛びましたが、3日目、
宮ヶ瀬湖の手前辺りだと思います。





すると、多分宮ヶ瀬湖でしょうか。





多分、相模川に架かる橋。
4日目。




またずいぶん飛びました。
5日目。
山梨県に入る。



このあとなのですが、
写真が見当たりません。
あったらまた書こうと思うのですが、
なければ、軽く説明だけしたいと思います。
なくしたか、もしくは全く写真を撮ってないのか。