登山から始まった、この旅ですが、
一応ですね、過去の経緯を、振り返っておきたいと思います。
時は2010年、
暇を持て余した僕こと33歳の僕は、
学生時代の卒業旅行に、太平洋から日本海まで歩こうという旅を友人たちに提案して、
速攻で却下された、この企画を復活させて、
この何もない日常をやり過ごそうと、決めたのでした。
当時、僕は人はどこまで落ちる事ができるのか、落ちるところまで落ちたら、何か生まれるのか、
の実験をしていた時期だったと、思います。
要するに生産的な事は何もしない日常を送る、という事なのですが、
若い頃、誰もがそうであるように何者かになりたかった僕は、
何も得る事のできない自分に半ば失望し、本当は何がしたいのか、解らなくなっていたのです。
その実験の結果は、劇的に何か変わった訳ではないけれど、
解った事や、踏み出した事もあったのですが、それはまた別の話になるので、ここでは省きます。
この旅の概要は、
徒歩で、太平洋岸から、日本海側まで行こうというものです。
スタートは、僕の出身地である、神奈川県からにしたかったので、
湘南海岸のどこかから、一番近い日本海まで直線を引いてみて、
その直線に一番近い道を歩く、というルールにしました。
すると、スタートは平塚辺り、ゴールは上越辺り、というのが、最短だったので、
2010年4月4日、平塚の駅に降り立ち、少し歩いた海岸から、
この旅をスタートさせたのでした。
なお、当時は写真はたまに記録程度のつもりで撮るだけだったので、
たいした写真もないですし、思った以上に枚数もありませんでした。
まあ、そんなに詳しく書くつもりもなかったので、いいのですが。
ここが、スタート地点です。
まずは、伊勢原辺りに向かいます。
ちなみに、当時まだスマホはありません。
ないというか、自分は持っていませんでした。持っているのはまだ一部の人で、
あまり一般的ではなかったと思います。
この時はおおざっぱな地図が基準で、ある程度大きな道を歩く事にしていましたが、
引いた直線に近い道、というルールを正確にやる事も今なら可能ですが、
それをやってるときりがないので、今後どうするかは、また様子を見て考えるとしましょう。
伊勢原から厚木の間だと思います。
これは、2日目。
いきなり飛びましたが、3日目、
宮ヶ瀬湖の手前辺りだと思います。
すると、多分宮ヶ瀬湖でしょうか。
多分、相模川に架かる橋。
4日目。
またずいぶん飛びました。
5日目。
山梨県に入る。
このあとなのですが、
写真が見当たりません。
あったらまた書こうと思うのですが、
なければ、軽く説明だけしたいと思います。
なくしたか、もしくは全く写真を撮ってないのか。