2017年11月13日月曜日

Carl Zeiss Planar


Carl Zeiss Planar 50mm F2 ZMと、
Makro-Planar  50mm F2 ZF.2です。

今回は、レンズについて書いてみたいと、思います。
といっても、初心者が感じた事なので、たいした情報ではありませんので、
よろしくお願いします。

さて、当初、いろいろな事を考慮して選んだレンズは、
 Planar 50mm F2 ZM、でした。
主な条件は、ボケ味、明るさ、重さでした。



Planar 50mm F2 ZM

 Planar 50mm F2 ZMの、ボケ味です。

大きなボケもそうですが、こういう微妙なボケの時に、
何とも言えない空気感を出してくれるような気がします。

本当ならここで、Makro-Planarの似た感じの画像を出して比較したいところですが、
レンズの写りが違ければ撮りたいと思う対象や、撮り方も変わってくるのか、
あまり似たものがありません。

Makro-Planar  50mm F2 ZF.2

強いてあげれば、これ。
Makro-Planarのほうが、やや硬質な感じのボケに見えます。
絞りはどちらもF2で撮っていると思います。

Makro-Planarを買った理由は、マクロ撮影がしたい事と、
普通に標準レンズとして使う事ができれば
これ一本で何でも撮れると思ったからでした。

しかし、同じPlanarでも、
だいぶ雰囲気が変わるものだ、という事が解りました。

Makro-Planarの特徴としては、
Planar 50mm F2 ZMよりも、細部の描写が細かく、
ピントも鋭い感じがします。
ただ、細部については、ブログ用に画像サイズを小さくすると、
あまり迫力が無くなって、普通っぽくなるような気がします。


Planar 50mm F2 ZM

Makro-Planar  50mm F2 ZF.2


またも、同じ様でもない画像ですが、
Planar 50mm F2 ZMの方は、ピントを合わせても何か甘い感じがするのですが、
しかしどちらのレンズも、レンズアダプターを介していて、
本来の使い方ではないので、どうなのか、はっきりとは言えません。

ちなみにアダプターは、Planar 50mm F2 ZMが、Kenkoのもの、
Makro-Planar  50mm F2 ZF.2が、RAYQUALです。


Planar 50mm F2 ZM

Makro-Planar  50mm F2 ZF.2


やはり、似ているような、そうでもないような画像ですが、
朝方や夕方、それから、室内、などになると、
なんとなくMakro-Planarの方にいいものがある気がします。
下の写真は、Makro-Planarのピントがビシッとしてる感じが活きているように思いますし、
暗くてよく解りませんが、細部の描写力がそういう時間帯とか、
室内の描写などに向いているのかもしれません。




Planar 50mm F2 ZM



結果、僕にとってはPlanar 50mm F2 ZM、
の方が向いていると、思いました。
散歩にはやはり軽い方がいい、意外とマクロ撮影しなかった、などもありますが、
何と言っても画質、というのか、描写の仕方が、
僕には合っているようです。



2つのレンズを比べてみて一番収穫だったのは、
レンズによってここまで描写が違うんだと解った、という事でした。
違うのだろうけど、余程のマニアにしか分からないようなものだと思っていました。

十分に吟味して選びはしたものの、始めに選んだレンズで正解だった、
思った以上に自分にはあっていた事が解ったのも、良かったと思います。

というか、じつはカメラを買ったのは、動画を、一眼カメラで撮りたいというのが一番の目的だったのですが、
まだ動画を撮っていない。
写真はついでに散歩の趣味に合わせて撮ろうと思っただけでした。
レンズがとても良かったおかげで、
写真にも、はまったかもしれません。

また、動画を撮ったら、動画にはどちらのレンズがいいのか、
検証して判断する事になると思います。